歌劇「沖縄」演奏団のご紹介

 

歌劇「沖縄」 は、アメリカ軍の土地収奪に対してたたかう沖縄・伊江島の人々を描いた音楽作品です。

 

1960年代後半、日本の独立平和を求め、国民の命と暮らしを守る運動の力とするため、集団創作が取り組まれました。

 

1967年11月7日、アメリカ軍占領下の沖縄県那覇市において、それまでに完成した場面の最初の公開演奏 が行われました。

 

1969年12月10日には、全幕通しの公開演奏 が、東京都内で実現しました。

 

わたしたち演奏団は、歌劇「沖縄」を知る という活動を通して、うたい、踊り、楽器を奏でる楽しみを分かち合い、自身の音楽力を高めたいと望みます。

 

こうして先人たちの志を受け継ぎ、音楽的な結びつきを固めながら、反戦平和の運動と、日本の社会変革の事業に、力強く携わっていく決意です。

デイゴの花
デイゴの花

 

 

 

美しい うたごえは

ふるさとに ひびき

咲き誇る 花は

こころに 赤く

 

歌劇「沖縄」終曲より

 

 

 

 

演奏団の活動

 

■講習会の開催

歌劇「沖縄」の公開演奏にそなえて 演奏実技講習会 を行います。団員は音楽の基礎を身につけ、歌唱力を向上します。同時に、歌劇「沖縄」制作・上演運動の歴史的背景を深く学びます。

 

■依頼演奏

平和と暮らしを守るたたかいから生まれた楽曲(合唱・独唱)の出張演奏をうけたまわります。

 


 

入団・参加資格

年齢・学歴・音楽歴は不問です。ご希望の方は、演奏実技講習会 を受講または聴講の後、任意で入団・継続参加していただけます。

6・23 全国統一行動 "夜空にひびく安保廃棄"-「うたごえ新聞」1970年7月10日付 第1面
6・23 全国統一行動 "夜空にひびく安保廃棄"-「うたごえ新聞」1970年7月10日付 第1面